肌が乾燥すると、とんでもなくやっかいです。
ちょっとバリバリに乾燥した地面を思い起こしてみてください。肌の乾燥は、放置しておくとその地面のような状態になってしまいます。
肌が乾燥すると修復するのに苦労しますし、乾燥することで多くのトラブルに見舞われることになります。
10~11月は湿度が急低下するため、肌の水分をキープしにくくなるのは、よく知られているところです。
また、ビタミン不足、睡眠不足、紫外線・加齢・ストレス・体調不良・・・さまざまな外的、内的要素が原因で乾燥は引き起こされてしまいます。
ですから、まずは、肌が乾燥しないように水分保持されていればいいこともわかるでしょう。
では、どうしたらいいのでしょう?
やはり基本は
1・肌が自力で潤えるように、日々、化粧水、乳液でバリア機能を高めることです。
乳液で化粧水をしっかりと閉じ込めることが肌のうるおいには欠かせません。
乾燥していると、水分不足から肌はしぼんでいる状態です。
ですから、光がきれいに反射できずに影がつくられることによって、肌がくすんで見えてしまうのです。
また、目元は、乾燥しやすく、小じわになりやすい部分なので、プラスでクリームなどの保湿ケアをしてあげましょう。
メイクやクレンジングでかなりの負担がかかる部分でもあり、ゴシゴシとメイクを落とすことは避けなければいけません。
刺激を極力与えないメイクオフが基本です。
2・食事においては、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB12・ビタミンC・セラミドを摂るよう心がけます。
ビタミンAは、特に肌のターンオーバーには欠かせません。
人参・かぼちゃ・ブロッコリー・小麦胚芽など、さらにささみ肉や豚肉、牡蠣、ウナギなども有効です。
3・生活パターンの改善
適度な睡眠をしっかりとることはもちろん、ストレスをためないことが重要です。
それらは、ちょっとした工夫で改善ができます。
入浴は保湿系の入浴剤にして低めの湯でゆっくりリラックスして入浴することで、心身ともに潤うことができます。
また、「成長ホルモン」は美肌を作るのに欠かせません。
「成長ホルモン」は、眠りについてから2~3時間で分泌されるので、睡眠はそういった意味でもとても重要なのです。
「成長ホルモン」はお肌の細胞修復だけでなく疲労回復にも役立つので、いかに睡眠が重要なのかがわかります。
あたりまえのことの積み重ねが乾燥を防ぐのですね。